今年は久しぶりに家族4人揃って初詣に行ってきました。
コロナ禍の中明治神宮などでは、二年参りなどを中止しています。
政府も、分散参拝を推奨しています。
例年私は町の氏神様に参拝して、阿佐ヶ谷の神明宮で「神宮大麻(天照皇大神宮)」の御札を頂いていました。
2日には崇敬神社を毎年選んで、どこかの神社へ参拝しています。昨年は新宿の諏訪神社にて御札を頂いてきました。
でも今年は近所の氏神様だけにして、混む前にと7時半には家を出ました。
流石に空いていました。
コロナ対策で今年は手水舎の水が止められていました、感染予防のためだそうです。
神棚には、「神宮大麻(天照皇大神宮)」「氏神」「崇敬神社」の三枚の御札を祀っています。
私が伺った氏神様には、「神宮大麻」の御札を単体では頒布していませんでした。
仕方がないので5日が私の休みなので、その時神明宮に行って頂いてきます。
今年は、崇敬神社の御札は神明宮で「月読尊」のお札を頂く予定にしています。
日本の信仰であまり日と月をセットで信仰していません。
日本書紀では、月読尊に関する記述が殆どありません。
多くの方は月の神様の名前を、知らないと思います。
でも東洋思想に陰陽論というものがあり、陰と陽が合わさり太極となるとされています。
上の図が太極図で、白の部分が陽で黒の部分が陰です。でも陽の中に黒点の陰があり、陰の中に白点の陽があります。太極とは、宇宙の根源ということです。
「陰極まりて陽、陽極まりて陰」と言い陰陽は必ずしも固定でないということです。
「陰と陽とは互いに対立する属性を持った二つの気であり、万物の生成消滅と言った変化はこの二気によって起こる」とされています。(Wikipediaより参照)
今年は東洋思想に基づいて、陰陽の神様のお札を祀ってみようと思っています。(太陽が陽、月が陰)
月読尊を祀っている神社はとても少なく、東京では阿佐ヶ谷の神明宮と新宿の稲荷鬼王神社・八王子の今熊神社などです。
阿佐ヶ谷の神明宮以外は私はまだ参拝したことがないので、「月読尊」のお札があるかは知りません。
ちなみに、月読尊は日本神話の中で最高神とされる三貴神(天照大神・素戔嗚尊)の一柱です。
阿佐ヶ谷神明宮は、この三貴神全てを御祭神としている貴重な神社です。
「孔雀王」という漫画では月読は女性でしたが、記紀では天照大神と月読尊は性別の記載はありませんが、天照大神が女神・月読尊が男神とされています。
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