右下腹部に激痛が~鼠径ヘルニア手術記1~

鼠径ヘルニア手術記1
11月5日に鼠径ヘルニアの手術を受け、今日朝歯を磨いている時ふと思ったのは「健康が第一だな~」ということでした。

手術から2週間が過ぎ、傷跡を触るとまだ痛みますが、普段の生活で気になるほどのことはありません。

やっとこういう状態までこぎつけました。本当に長い1か月半でした。

術前の症状

私の鼠径ヘルニア歴は長くて、自覚したのは30年以上前のことです。

右の陰部の横が張れていましたが、特に痛みもなく、きつめのジーンズを履くと股間の大きく目立つな~と言うくらいのものでした。

ところが今年の4月くらいから、右下腹部が痛みだしてしまいました。

その時点で私は医者に行こうと思ったのですが、コロナの流行り始めで妻に病院に行くなと言われ受診しませんでした。

3週間ほど店の営業も自粛しましたので、その間に痛みが取れてしまいました。

その時もそうでしたが、10月のはじめに体が大きく大変なお客さんを2時間半の施術をしました。

翌日、腸腰筋と言うインナーマッスルが筋肉痛となり、さらにお腹周りの筋肉が痛みだしたしまいました。

その方は普段2時間の施術なのですが、酷くなると2時間半の施術をします。

この30分が、私の体の限界を超えるようです。

今回も体が痛くなったのですが、前回と比べ物にならないくらいの痛みになってしまいました。

一番の変化は、出ていた腸を戻すことが出来なくなったことです。

そして痛みが最も増すのは、夜寝てからでした。

寝床に入り1時間くらいもがいて、何とか腸を入れるとスッと痛みが消える日もありましたし、腸が入らなくても痛みが徐々に消えるときもありました。

例えていうと、虫歯が夜になると痛むと言う感じです。(副交感神経が優位になると痛みが出てくる)

こんな痛みが、続いては体がもたないと思いついに受診することにしました。

病院選び

最初はまず近くの胃腸科のある病院に行って、大きい病院を紹介してもらおうと思いました。

でもこの方法だと時間がかかるので、ネットの時代ですから自分で検索をして病院を探しました。

そうすると何件か、「鼠径ヘルニア日帰り手術」「鼠径ヘルニア専門」と言う病院がありました。

私は都内在住ですから、結構選択肢があります。

自宅から最も近い病院にまず受診しようと思ったのですが、口コミを見たら他の科の事ですがあまり良い書き込みがありませんでした。(院長が鼠径ヘルニア専門で、そちらは評判は良かったのですが)

それと入院施設がなく、入院が必要な場合他の病院に紹介ということでした。

それでそちらの病院は、選択肢から消えました。

次に近い病院は、口コミも悪くなく入院施設もありましたので、そちらに決めてしまいました。

こんなに簡単に決めて大丈夫と、我ながら不安になりましたが、大病院だって事故はありますからね!

それと決めては、症例数がダントツに多い事でした。

Kクリニックに受診

Kクリニック(Kはクリニックの頭文字です)は、予約は簡単に取れ紹介状も不要でした。

コロナ禍ですから、ひょっとすると空いていたのかもしれません。

診察では、私の下腹部を見た医師は「ずいぶん大きいですね」と変な感心をしていました。

検査は、レントゲンとCTを行いました。

CT画像を見た医師は、鼠径ヘルニアの確定診断を下しました。

鼠径ヘルニアの場合、手術以外の他の治療法がなく即手術の日取りを決めることになりました。

手術は、穴を埋めるネット(人口筋膜)とネットを固定するネットと二枚のネットを埋め込むようです。

触らせてくれましたが、結構パリパリしたものでした。

医師からは、発症してから長い年月が経っているので、癒着していると思われるので一泊入院が必要と言われました。(私は最初から一泊するつもりでした)

手術日程は、痛みが激しかったので、とにかく最短で取れる日にしました。

約2週間後が手術のできる最短日でしたので、即その日に決定しました。(仕事の都合はすべてキャンセルしました)

診察後

不思議なもので、手術日を決めた途端に睡眠時の激痛は消えてしまいました。(安心したせいか?)

診察から3日後に少し痛みましたが、それまでの激痛に比べれば大したことはありませんでした。

医師から大腸が腹膜より出ているので、引っ張られ胃や小腸を大腸が圧迫していると言われました。

そのためか食後1時間くらいすると、胃が痛むようになってきました。

感じとすると、食後すぐに動き始めたり冷たいものを食べて下痢をする前の痛みでした。

痛さを表現すればキリキリと痛むといった感じですが、ただ下痢はしないで翌朝は結構快便でした。

ここ一か月くらい胃が痛かったので、食生活には気を付け酒も飲まなかったので、便通は極めて良好でした。

まとめ

昨年の健康診断で、医師に鼠径ヘルニアじゃないこと相談しましたが、特に取り合ってくれませんでした。

陽性の病気なので、痛みが出るまでは特に対応しなくても良いのでしょうかね?

私の父も鼠径ヘルニアでしたが、死ぬ数年前に腸が戻らなくなり病院に行きましたが、腸を手で戻してくれてそれ以上のことはしませんでした。(高齢でしたからね)

私も死ぬまで鼠径ヘルニアと付き合っていくのかな?と思っていましたが、そうは行きませんでした。

術後すぐは傷口はやはり結構痛みました、思うことはとにかく開腹手術が必要になる病気にならないことです。

「健康第一」、養生、養生!!!!

 

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