フリーズした身体で鍛えても!!!


昨日お見えになった30代後半くらいの男性は、腰から下がモワッとしただるさで困っているとのことでした。
お体は大きく、180センチ前後で体格も立派な方でした。
学生時代にバスケットボールをやっていたが、現在はスポーツをすることはないとのことでした。
仕事は一日中デスクワークで、あまり体を動かすことがないようです。
両足首の靱帯は伸ばしてしまっていて、足首は不安定な状態でした。
でも最近まずいと思って、ストレッチやウォーキングを始めたのだけど、かえって下半身がだるくなってしまったとのことです。
足首は内半傾向になっていて、親指に重心がうまく乗っていません。膝もあまりよくないようです。
そのため脹脛の外側や、太ももの外側(腸脛靭帯)に強い張りがありました。
仰向けに寝て脚の開きを見ると、男性ではあまりいないのですが骨盤が閉じ気味で足先が真上に向いていました。
この固まった状態の体で、運動をすれば筋肉の負荷のかかり方がアンバランスになりかえって体を壊してしまいます。
施術としては、固まっている体の外側の筋肉をほぐし、骨盤の歪みを取っていきました。
仰向けに寝て両膝を立て、足をそろえてゆっくり左右に倒すと右に倒した時に違和感が出るようです。
これは左の仙腸関節(仙骨と寛骨の接合している関節)の可動域はほとんどなくなっていると思われます。
仙腸関節は元々ほとんど動かない関節ですが、多少の遊びがあります。これがなくなると、体の動きが、ぎこちなくスムーズさがなくなります。
骨盤の歪みの原因は、この仙腸関節の固着にあると言っても良いくらいです。
仙腸関節単独の原因はありませんが、ここを緩め遊びを付けるのは施術の必須となります。
このお客様のようにかつてスポーツをしていた方は、まだ筋肉がシッカリしているのでかえって余分な負荷が体に架かってしまいがちです。
アドバイスとして、運動する前にマッサージや整体で体を整えてから行うことと、足首にテーピングしてから始めるようにとお伝えしました。
整った体で運動・スポーツをすることで、体の使い方がバランスよくなり、筋肉の使い方が効率よくなり負荷のかかり方が少なくなります。
これを続けると負荷が減り、関節・筋肉への痛みなどが出にくくなります。
運動・スポーツした後に徐々に痛みがなくなれば、マッサージ・整体を受けなくても良くなります。
捻挫や靱帯を伸ばしてしまっている方は、年と伴にいろいろ障害が出やすくなります。多くの方が、若いときに完全な治療をせずに運動を続けてしまっています。
それが後から出てきてしまうのです。
中年以降で運動を再開する時は、体の状態を良く把握してから始めてくださいね!!!

昨日の記事で、整腸剤に頼ろうと書きましたが、早速買いました((´∀`))
無難なところで、ビオフェルミンを選択しました。最近は薬局が独自に仕入れた、聞いたことのないメーカーの同様な薬が必ず横に置いてあります。

ビオフェルミン

これが結構安いんですよね、でも乳酸菌やビフィズス菌の研究は多様化しているのでやはり老舗メーカーのものが良く効きそうな気がしてビオフェルミンを選択しました。
一瓶のみ切って腸の状態が整ったら、安い整腸剤を試してみますか。

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