私は数年前に、還暦を迎えてしまいました。
若いときに比べ切り傷が治りにくいとか、痛みが取れにくいなど免疫力が落ちているなと感じてしまいます。
若い人でも睡眠不足やストレスで、風邪が治らないという方を見かけます。
「免疫力を高めた」とみなさん漠然と思っていることでしょうね!!
テレビ番組や週刊誌では、免疫力を高める食べ物の紹介はしょっちゅう見ますよね。
それだけ免疫力を高めることに、皆さん興味があるということですね。
免疫力を高める食材で代表的なものは、にんにく・納豆・小松菜・長いも・鶏肉・ヨーグルトなどと言ったところが有名です。
食べて免疫力を高めるのも良いですが、ツボを刺激しても効果が期待できます。
今回は免疫力を高めるツボ2つを紹介します。
ツボ療法で免疫力を高める
ツボもただ押せばよいというものではありません、最初にツボの押し方を紹介します。
①ツボの位置を把握したら、ツボの位置で一番響く場所を30秒間くらい回すように押してください。
②30秒くらい押したら少し強く押し、ゆっくりと離してください。
これを3~5回行いますと、じんわりと温かくなってきます。
ツボの位置は、人により微妙に違います、教科書とおりではなく響くところを押してくださいね!!
合谷(ごうこく)
ツボの位置は、手の甲側で親指と人差し指の骨が交わるあたりにあります。
この合谷を刺激することにより、自律神経の働きが整います。
ストレスや、気温の変化などで自律神経の働きが狂うと、交感神経が優位な状態が続き、体を修復したりリラックスモードとなる副交感神経に切り替わりにくくなり、免疫力低下状態となります。
こういうときにこの合谷をゆっくりと先ほどのように押しますと、自律神経が整ってきます。
また最近の研究では、頭痛、鼻水、脳卒中などの脳血管疾患予防にも一定の効果が認められています。
そのほかにも、自律神経失調症や更年期障害の対策にも有用と言われています。
押し方の補足として、圧を入れた時人差し指側に圧の方向を向けるとより響きます。
足の三里
ツボの位置は膝のお皿の外側のくぼみから指4つ分下がったところにあります。(イラスト内3番)
このツボは、胃腸の働きを高め体を温める作用があります。
免疫細胞は胃腸に多くがあり、胃腸の働きを高めることにより免疫力が高まります。
ただこのツボは、固いので指で押すのは素人の方ではつらいと思いますので、ゴルフボールなどを転がすように圧をかけても良いと思います。
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